『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL』でドイツとの激闘を制した日本代表ですが、「決勝はどうなる?」とその後の展開が気になっている方も多いでしょう。
SEMIFINAL後はすぐにスペインとの決勝へ進むのではなく、日本代表内で出場選手を決める「決勝メンバー決定戦」が行われ、これまで仲間だった選手同士が対戦します。
さらにU-17 WORLD CUPの決勝では、越前リョーガを擁するスペイン代表が待ち受けており、リョーマとリョーガの兄弟対決をはじめ、物語のクライマックスにつながる注目ポイントが満載です。
この記事では、『新テニスの王子様』のSEMIFINAL後に何が起こるのか、決勝メンバー決定戦からスペインとの決勝までの展開と注目ポイントを、原作の内容も踏まえて解説します。
この記事を読むとわかること
- SEMIFINAL後からスペインとの決勝までの展開!
- 決勝メンバー決定戦が行われる理由と注目ポイント
- リョーマとリョーガを巡る決勝の見どころ!
新テニスの王子様 U-17 WORLD CUPの決勝はスペイン戦!SEMIFINAL後の展開
『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL』を最後まで見て、「日本はこのあとどこと戦うの?」「決勝までアニメで描かれたの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、U-17 WORLD CUPで日本が決勝で戦う相手はスペイン代表です。
ただし、SEMIFINALで描かれたドイツ戦から、そのまま日本対スペインの決勝が始まるわけではなく、原作ではその間に「決勝メンバー決定戦」という重要なエピソードが挟まります。
日本はSEMIFINALでドイツを破り決勝進出
『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL』の中心となるのが、日本代表と大会屈指の強豪・ドイツ代表による準決勝です。
ドイツにはプロとして活躍するユルゲン・バリーサヴィチ・ボルクをはじめ、日本のU-17合宿にも参加していた手塚国光など強烈な選手がそろっており、日本にとって非常に厳しい戦いになります。
さらに日本代表側も平等院鳳凰や種ヶ島修二、幸村精市、切原赤也といった中学生・高校生が総力を挙げて戦うため、これまでの『テニスの王子様』シリーズでも特にスケールの大きな団体戦になっています。
そして激闘の末、日本はドイツを破り、U-17 WORLD CUP決勝への進出を決めます。
ドイツは大会連覇を続けてきた絶対的な存在として描かれているため、この勝利は単に準決勝を突破したというだけでなく、日本が本当の意味で「世界一」を狙えるところまで到達したことを示す大きな転換点だと私は感じます。
一方で、ドイツ戦は日本代表にも大きな負担を残しており、「準決勝に勝ったメンバーが、そのまま決勝でも戦えばいい」という単純な状況ではありません。
決勝の相手は越前リョーガが所属するスペイン代表
日本がドイツと準決勝を戦っている一方、もう一つの準決勝ではスペインとアメリカが激突し、スペイン代表が勝利して決勝へ進出します。
つまりU-17 WORLD CUPの優勝をかけた最終決戦は、「日本代表VSスペイン代表」となります。
そしてスペイン代表を語るうえで絶対に外せない人物が、越前リョーマの兄として登場した越前リョーガです。
リョーガはもともとアメリカ代表として大会に参加していましたが、その後スペイン代表へ移り、日本にとって最大級の脅威となります。
しかもリョーガは単純にショットが速い、パワーが強いというタイプではなく、対戦相手のテニスそのものを脅かす非常に特殊な能力を持っています。
そのためスペイン戦は「どちらの国が世界一になるのか」という団体戦の決着だけでなく、リョーマとリョーガの関係にどのような決着がつくのかという、『新テニスの王子様』の大きな物語にも直結する決勝になっています。
スペインとの決勝前に「決勝メンバー決定戦」が行われる
ドイツ戦が終わったらすぐスペイン戦が始まると思っていると、原作の展開には少し驚くかもしれません。
日本代表は決勝進出を果たしますが、ドイツとの死闘によって選手たちは大きなダメージを負っており、決勝に誰を出場させるのか改めて決める必要が生じます。
そこで行われるのが、日本代表選手同士が決勝への出場権を争う「決勝メンバー決定戦」です。
ここがSEMIFINAL後の展開で特に面白いところで、つい先ほどまでドイツという共通の敵に立ち向かっていた仲間たちが、今度は世界一を決めるコートに立つため互いに戦うことになります。
中学生だから、高校生だから、あるいはこれまで活躍してきたからという理由だけで決勝への切符が保証されるわけではなく、日本代表の層の厚さが改めて分かるエピソードでもあります。
私はこの決勝メンバー決定戦があることで、ドイツ戦からスペイン戦への単なる「つなぎ」ではなく、日本代表の中で最後にもう一度ふるいにかけられる緊張感が生まれている点が非常に『新テニスの王子様』らしいと感じます。
整理すると、SEMIFINAL後の大まかな流れは次のようになります。
- 日本代表が準決勝でドイツ代表に勝利する
- もう一方の準決勝を勝ち上がったスペイン代表が決勝の相手になる
- 日本代表内で「決勝メンバー決定戦」が行われる
- 選ばれたメンバーが世界一をかけてスペイン代表と戦う
つまり、SEMIFINALの先に待っている本当の最終決戦は日本VSスペインです。
しかもその前に、日本代表の誰が決勝のコートに立つのかを決める戦いが待っているため、ドイツ戦が終わっても物語の熱量は下がりません。
次は、この「決勝メンバー決定戦」で誰と誰が戦い、スペイン戦へ向けて日本代表がどのように絞り込まれていくのかを詳しく見ていきます。
新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP決勝前のメンバー決定戦はどうなる?
ドイツとの激闘を制してU-17 WORLD CUP決勝へ進んだ日本ですが、次に待っているのはスペイン代表との試合だけではありません。
決勝を前に日本代表の出場メンバーを選ぶ必要があり、日本代表同士で「決勝メンバー決定戦」が行われるという、かなり意外な展開を迎えます。
ここではドイツ戦まで共に戦ってきた中学生と高校生がライバルへ戻り、世界一を決めるスペイン戦のコートに誰が立つのかを懸けて争うことになります。
平等院と鬼がドイツ戦のダメージで出場困難に
決勝のメンバーを考えるうえで無視できないのが、ドイツ戦によって日本代表の主力選手たちが受けたダメージです。
世界最高峰の選手たちを相手にした準決勝は、それまでの試合以上に過酷なものとなり、日本は勝利と引き換えに決勝へ向けた大きな課題を抱えることになります。
特に高校生の中心人物である平等院鳳凰や鬼十次郎といったトップクラスの選手を、単純に決勝でも起用すればいいという状況ではなくなります。
平等院はドイツ代表のボルクとの戦いで、世界トップレベルのテニスを真正面から受け止める壮絶な試合を経験しています。
また、鬼も日本代表を支えてきた高校生の一人であり、決勝を考えれば本来なら非常に頼りになる戦力ですが、選手のコンディションまで含めてメンバーを考えなければなりません。
「実力が最も高い選手を上から順番に出せば勝てる」というほど単純ではないところが、スペインとの決勝を前にした日本代表の難しさです。
一方で、この状況は中学生を含むほかの日本代表選手にとって大きなチャンスにもなります。
これまで高校生トップクラスの選手が担ってきた役割を別の選手が引き受けなければならず、決勝ではこれまで以上に日本代表全体の選手層が問われるからです。
ドイツを倒した直後にもかかわらず、さらに強いメンバーを作らなければ世界一には届かないという状況が、決勝メンバー決定戦の緊張感につながっています。
S1・S2・S3・D1・D2に分かれて日本代表同士が対戦
U-17 WORLD CUPの団体戦では、シングルスとダブルスを組み合わせて勝敗を争うため、単純に強い選手だけを選べばいいわけではありません。
シングルスで力を発揮できる選手はもちろん、ダブルスで高い連携を発揮できる組み合わせまで考え、決勝を戦える布陣を完成させる必要があります。
そのため決勝メンバー決定戦では、スペイン戦を見据えながら日本代表内で選手たちの実力が改めてぶつかり合うことになります。
ここで面白いのは、日本代表の選手たちがお互いの実力や必殺技をよく知っていることです。
海外選手との対戦なら相手の未知の能力をどう攻略するかが重要になりますが、代表内での戦いでは「知っている技を、それでも打ち破れるのか」という別の難しさがあります。
さらに中学生には越前リョーマをはじめ、跡部景吾、幸村精市、徳川カズヤら高校生世代にも食らいつく実力者が存在し、年齢だけでは勝敗を判断できないのが日本代表の特徴です。
また、決勝ではシングルスだけでなくダブルスの組み合わせも勝敗を左右するため、個人としての強さとペアとしての相性は分けて考える必要があります。
『新テニスの王子様』では、もともとライバルだった選手同士がダブルスを組むことで、それまでになかった能力や連携を見せるケースが何度も描かれてきました。
その意味でも決勝メンバー決定戦は、スペイン戦でどんな組み合わせが誕生するのかを予想しながら読む楽しさがあるパートです。
仲間同士の対決で決勝に出場するメンバーが決まる
決勝メンバー決定戦の最大の見どころは、やはりこれまで日本代表として共に戦ってきた仲間同士が、決勝への切符を懸けて戦うことです。
代表合宿から世界大会まで一緒に過ごし、お互いの成長を見てきた選手同士だからこそ、通常の試合とは異なる緊張感があります。
勝った側にはスペインと戦える可能性が広がる一方、敗れれば世界一を決める舞台に選手として立てない可能性があるため、単なる練習試合とは意味がまったく違います。
そして、この展開は『テニスの王子様』シリーズの原点にも通じています。
リョーマたちは世界大会で日本代表として一つのチームになりましたが、もともとは学校や立場の異なるライバルであり、「もっと強い相手と戦いたい」「自分自身がコートに立ちたい」という競争心を持った選手たちです。
世界一を目前にして再び仲間がライバルへ変わることで、それぞれの選手がどこまで成長したのかも改めて浮き彫りになります。
私が特に注目したいのは、決勝メンバー決定戦を「スペイン戦の前座」だけで終わらせていない点です。
ドイツという巨大な壁を越えた日本が、その勢いだけで決勝へ向かうのではなく、最後にもう一度チーム内で競争することで、世界一を狙う代表メンバーが絞り込まれていきます。
だからこそ、このパートを知っておくと、スペイン戦で各選手がコートに立つ重みもより理解しやすくなります。
- ドイツとの激戦によって主力選手のコンディションが問題になる
- 決勝に向けて日本代表の布陣を改めて考える必要が生じる
- これまで仲間だった日本代表選手同士が対戦する
- 勝負を経てスペイン戦へ臨むメンバーが選ばれていく
つまり決勝メンバー決定戦は、「誰が日本代表として最後のコートに立つ資格を手にするのか」を決める重要な戦いです。
そして、この激しい代表内競争を経た先で待っているのが、越前リョーガを擁するスペイン代表です。
ここから物語はいよいよU-17 WORLD CUPの最終局面となり、日本対スペインという世界一を懸けた決勝戦へ進んでいきます。
新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP決勝のスペイン戦の展開
決勝メンバーを巡る戦いを経て、日本代表はいよいよU-17 WORLD CUPの頂点を懸けたスペイン代表との決勝へ向かいます。
スペインには越前リョーガをはじめ、世界大会の最後を飾るにふさわしい強敵がそろっており、日本にとってスペイン戦はドイツ戦とはまた違った難しさを持つ最終決戦となります。
特に注目したいのは、リョーガが持つ相手の能力に干渉する特殊なテニスであり、リョーマとの因縁も含めて物語の核心へ近づいていきます。
スペイン代表はアメリカを破って決勝へ進出
日本代表が準決勝でドイツ代表と死闘を繰り広げていた一方、もう一つの準決勝ではスペイン代表とアメリカ代表が対戦します。
アメリカにはラルフ・ラインハートをはじめとした実力者がそろっていますが、そのアメリカを退けて決勝へ勝ち上がるのがスペインです。
つまり日本は絶対王者として立ちはだかったドイツを突破したあと、今度はアメリカを破ったスペインと世界一を懸けて戦うことになります。
ここでポイントになるのが、スペインが単なる「最後に登場した強豪国」ではないことです。
スペイン代表にはアントニオ・ダ・メダノレをはじめとする世界トップクラスの選手が存在し、さらに物語上で非常に重要な越前リョーガが加わっています。
チームとしての強さと、リョーマたち日本代表との個人的な因縁が同時に存在することが、スペイン戦を特別な決勝にしています。
また、日本は準決勝で大会屈指の強豪ドイツを倒していますが、それだけで世界一になったわけではありません。
ドイツ戦を乗り越えた選手たちが、最後にどのようなテニスを見せるのかという点でも、スペイン戦は日本代表の成長を確かめる総決算になります。
私は、ドイツ戦が「世界最強クラスの相手へ日本が挑む戦い」だとすれば、スペイン戦はこれまで積み重ねてきた物語そのものに決着をつけていく戦いとして見ると、より楽しみやすいと感じます。
越前リョーガの「能力を喰らう」テニスが日本の脅威になる
スペイン代表の中でも最大級の警戒対象となるのが、越前リョーマの兄である越前リョーガです。
リョーガの恐ろしさは単純なパワーやスピードだけではなく、対戦相手のテニスの能力を「喰う」と表現される特殊な力にあります。
相手が長い時間をかけて磨き上げてきた技や能力にまで影響を及ぼすため、通常の「必殺技には別の必殺技で対抗する」という攻略方法が通用しにくい相手です。
『新テニスの王子様』では、天衣無縫の極みや各選手独自の技など、選手それぞれが身につけた能力が大きな武器になっています。
ところがリョーガを相手にすると、その「自分だけの武器」そのものを失う危険性を考えなければならず、試合の前提が大きく変わります。
どれほど優れた選手であっても、自分のテニスを思うように使えなくなれば、本来の実力を発揮することは難しくなるでしょう。
さらに厄介なのは、リョーガがリョーマにとって単なる海外の強豪選手ではないことです。
幼い頃からの関係があり、リョーマのテニス人生とも深く結びついているため、両者の戦いには勝敗以上の意味があります。
「能力を喰うリョーガに対して、リョーマは自分のテニスをどう貫くのか」という点は、スペイン戦を見るうえで特に重要なテーマになっていきます。
日本とスペインの決勝は世界一をかけた最後の戦いになる
そして日本対スペインは、文字どおりU-17 WORLD CUPの世界一を決定する最後の戦いです。
日本代表はU-17合宿で高校生と中学生が激しく競い合い、その後は世界各国の強豪選手と戦うことで大きく成長してきました。
その長い世界大会編の到達点となるため、スペイン戦では一つひとつの試合結果だけでなく、これまで描かれてきた選手たちの成長にも注目したいところです。
特に『新テニスの王子様』になってからは、リョーマだけが物語の中心というわけではなく、各校の中学生やU-17日本代表の高校生にも活躍の場が広がっています。
青学、氷帝、立海、四天宝寺など、かつて全国大会で争ったライバルたちが日の丸を背負い、さらに高校生と力を合わせて世界一を目指すという構図は、シリーズを長く見てきた読者ほど感慨深いのではないでしょうか。
全国大会では敵だった選手たちが「日本代表」としてどんな結末を迎えるのかも、決勝を楽しむ大きなポイントです。
一方、スペイン側にもそれぞれ強烈な個性と実力を持った選手が待ち構えているため、リョーガだけを警戒すれば勝てるわけではありません。
団体戦である以上、日本が世界一になるためにはシングルスとダブルスを通じて必要な勝利数を積み重ねなければならず、誰をどの試合へ投入するのかというオーダーも重要になります。
決勝メンバー決定戦を経て選ばれた選手たちが、スペインの強豪を相手にどのような組み合わせで戦うのかにも注目です。
- 日本はドイツを破り、U-17 WORLD CUP決勝へ進出する
- スペインは準決勝でアメリカを破って決勝へ進む
- スペインには越前リョーガをはじめとした強敵がそろっている
- リョーガの「能力を喰う」テニスが日本代表にとって大きな脅威となる
- 日本とスペインがU-17 WORLD CUP世界一の座を懸けて激突する
このようにスペイン戦は、日本が世界一になれるのかを決める大会最後の戦いであると同時に、越前兄弟を巡る物語の行方を左右する重要な決勝でもあります。
なかでもリョーガの特殊な能力を日本がどう攻略するのか、そしてリョーマが兄を相手にどのようなテニスを見せるのかは見逃せません。
次は、そんなU-17 WORLD CUP決勝で特に押さえておきたいリョーマとリョーガの兄弟対決や、選手たちの成長といった注目ポイントを詳しく見ていきます。
新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP決勝の注目ポイント
日本とスペインによるU-17 WORLD CUP決勝には、世界一の座を争うだけではない見どころがあります。
中でも最大の注目ポイントとなるのが、越前リョーマと越前リョーガという兄弟をめぐる戦いであり、これまで描かれてきた2人の因縁が世界大会という大舞台につながっていきます。
さらに、日本代表の中学生と高校生が世界との戦いを通じてどこまで成長したのかという点にも注目すると、決勝をより深く楽しめます。
最大の注目は越前リョーマと越前リョーガの兄弟対決
スペインとの決勝で特に気になるのは、やはり越前リョーマと越前リョーガの兄弟をめぐる対決の行方でしょう。
リョーマにとってリョーガは、世界大会で突然現れた強敵というだけではなく、幼い頃から自分のテニスに関わってきた特別な存在です。
リョーガもまたリョーマを強く意識しており、2人の関係は単純な「日本代表VSスペイン代表」という国同士の対立だけでは説明できません。
そもそもリョーガは『劇場版 テニスの王子様 二人のサムライ The First Game』にもリョーマの兄として登場しており、『新テニスの王子様』では原作側にも登場します。
U-17 WORLD CUP編ではアメリカ代表にいたリョーガがスペイン代表へ移ることで、日本代表のリョーマと敵味方に分かれる構図が完成します。
そのためスペインとの決勝は、世界一を決める団体戦であると同時に、長く描かれてきた越前兄弟の物語が大きく動く舞台として見ることができます。
さらに興味深いのは、リョーマ自身がこれまで多くの強敵と戦い、そのたびに新しい領域へ到達してきた選手だという点です。
手塚国光や幸村精市をはじめ、国内だけでも数多くのトッププレーヤーと戦い、U-17では高校生や海外の選手まで相手のレベルが上がっています。
そんなリョーマにとって、自分のテニスを根本から揺さぶる可能性を持つリョーガは、それまでとは異なるタイプの壁だと考えられます。
リョーガの能力をリョーマがどう攻略するのか
越前リョーガを語るうえで外せないのが、相手の能力を「喰う」と表現される極めて特殊なテニスです。
これは単に相手の必殺技をコピーして使うという能力ではなく、相手が持っている技や能力そのものへ影響を与えるため、『新テニスの王子様』の中でも非常に厄介な力として描かれています。
自分が努力して身につけてきた武器を封じられる可能性がある以上、通常の選手を相手にするときとはまったく異なる攻略方法が必要になります。
特にリョーマは、相手との試合の中で進化しながら勝機をつかんできたタイプです。
強い相手のテニスを目の前にすると、そのレベルへ食らいつき、自分自身のテニスをさらに高い段階へ進化させていくところがリョーマの大きな魅力でした。
しかしリョーガが相手となれば、「新しい技を身につければ解決する」という発想だけでは乗り越えられない可能性があります。
だからこそ注目したいのが、リョーマにとっての「自分だけのテニスとは何か」という部分です。
これまでのリョーマは父・越前南次郎の影響を強く受けながら成長し、その後さまざまなライバルとの試合を経験することで、自分自身のプレースタイルを築いてきました。
兄であるリョーガと向き合う展開は、単なる必殺技同士のぶつかり合いではなく、リョーマがこれまで積み重ねてきたテニスそのものを試される局面としても見ることができます。
そして、ここには父親である越前南次郎の存在も関わってきます。
南次郎という圧倒的な存在がいる越前家で育ったリョーマとリョーガが、それぞれどのようなテニスへたどり着くのかは、シリーズ全体を通じても興味深いテーマです。
私はスペイン戦を見る際には、単純に「どちらの技が強いのか」だけでなく、2人がそれぞれどんなテニスを選ぶのかにも注目すると、越前兄弟の対比がより分かりやすくなると感じます。
中学生と高校生が世界大会を通して見せた成長にも注目
越前兄弟の物語と並んで見逃せないのが、日本代表の中学生と高校生がU-17 WORLD CUPを通じて見せてきた成長です。
『新テニスの王子様』では、中学生がU-17日本代表候補の合宿へ参加したことで、それまでほとんど接点のなかった高校生世代との戦いが始まりました。
当初は高校生との実力差も大きく描かれていましたが、さまざまな試練を経て、中学生たちは世界大会で日本代表として戦えるところまで成長しています。
さらに面白いのは、かつて全国大会で敵だった中学生たちの関係です。
青学のリョーマや不二周助、氷帝の跡部景吾、立海の幸村精市や切原赤也など、学校同士の大会なら敵になる選手たちが、今度は同じ日本代表として世界の強豪へ挑んでいます。
ライバルだった選手たちが日の丸を背負って同じチームになるという構図そのものが、U-17 WORLD CUP編ならではの魅力です。
高校生側についても同様で、平等院鳳凰、種ヶ島修二、鬼十次郎、徳川カズヤなど、それぞれ異なる考え方や過去を持った選手が日本代表を支えてきました。
中学生が高校生から刺激を受けるだけではなく、高校生側も中学生の存在によって変化していくため、世代を超えて一つの代表チームが完成していく過程も重要です。
その集大成となるのが世界一を懸けたスペインとの決勝であり、どの選手がコートに立つ場合でも、それまでの経験が試されることになります。
- リョーマとリョーガをめぐる兄弟の因縁がどう動くのか
- リョーガの「能力を喰う」テニスへどう対抗するのか
- リョーマが自分自身のテニスをどこまで進化させるのか
- 中学生と高校生が世界大会で得た成長を決勝で発揮できるのか
このようにU-17 WORLD CUP決勝は、「日本とスペインのどちらが世界一になるのか」だけを追う試合ではありません。
越前兄弟の関係、中学生と高校生の成長、そして日本代表として積み重ねてきた戦いが一つの舞台へ集まってくることが、決勝最大の魅力です。
では原作では実際に誰がスペイン戦へ出場し、それぞれの試合はどのような展開を迎えるのでしょうか。次は日本対スペインの試合順や出場メンバー、勝敗についてネタバレを含めて詳しく見ていきます。
新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP決勝は原作でどうなる?
アニメ『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL』の続きを知りたい方にとって、最も気になるのは原作で描かれるスペインとの決勝でしょう。
原作ではドイツ戦の先へ物語が進み、日本代表とスペイン代表によるU-17 WORLD CUP決勝が描かれています。
ここからは試合の組み合わせや勝敗に触れるため、原作未読の方はネタバレに注意してください。
日本対スペインの試合順と出場メンバー
U-17 WORLD CUP決勝では、これまでの団体戦と同じように、日本とスペインがそれぞれ選手を送り出して勝利を争います。
ただし決勝で重要なのは、単純に「日本で一番強い選手から出場する」というオーダーではなく、ドイツ戦後のコンディションや決勝メンバーを巡る戦いを経たうえで布陣が決まっていく点です。
誰がシングルスを担当し、誰と誰がダブルスを組むのかという部分そのものが、決勝編の大きな見どころになっています。
そしてスペイン側にも、これまでの対戦国とは一味違う強烈な選手たちが登場します。
特に物語上の重要人物となるのが越前リョーガですが、スペインはリョーガ一人のチームではなく、アメリカを破って決勝へ進出した強豪国として描かれています。
そのため日本側は、リョーガへの対策だけでなく、スペイン代表それぞれの選手へ対応できるオーダーを求められます。
また、決勝のオーダーを見る際には「有名なキャラクターが出場するかどうか」だけで判断しない方が面白いでしょう。
『新テニスの王子様』ではダブルスならではの組み合わせや、対戦相手との相性によって思いがけない能力が引き出されることがあります。
決勝メンバー決定戦からスペイン戦のオーダーまでを一続きで見ることで、なぜその選手が世界一を決める舞台へ立つのかも理解しやすくなります。
スペイン戦の各試合の勝敗をネタバレ解説
スペインとの決勝では、それぞれの試合が単独で完結するのではなく、日本が世界一になるために必要な勝利を一つずつ積み重ねていく団体戦として進んでいきます。
当然ながら一試合の勝敗によって両国の状況は変わり、後に控えている選手へかかるプレッシャーも大きくなっていきます。
この「あと何勝必要なのか」という団体戦特有の緊張感も、スペインとの決勝を読むうえで押さえておきたいポイントです。
さらに決勝では、『新テニスの王子様』らしい常識を超えたプレーや能力も大きな意味を持ちます。
世界大会まで進んだことで選手の能力は全国大会の頃とは比較にならないほど高い領域へ達しており、単純なパワー、スピード、テクニックだけでは説明できない攻防も繰り広げられます。
その中でも越前リョーガの存在は特別で、相手の能力を「喰う」という性質が、試合の勝敗だけでなく選手自身のテニスにも影響を及ぼす点が大きな脅威です。
また、スペイン戦ではこれまで世界大会で積み上げてきた経験も重要になります。
日本代表はドイツをはじめとした強豪国との戦いを経験しており、中学生も高校生も大会開始時とは異なるレベルへ成長しています。
私は各試合のスコアだけを見るよりも、「この選手が世界大会を経験したことで、以前と何が変わったのか」という視点で読む方が、決勝編の面白さを感じやすいと思います。
なお、原作が連載中の段階では、まだ描かれていない試合や確定していない勝敗を「最終結果」として扱うことはできません。
ネット上には今後の組み合わせや勝者についてさまざまな予想もありますが、予想と原作で確定した展開は分けて考える必要があります。
特に検索で「スペイン戦 勝敗」「決勝 ネタバレ」と調べる場合は、掲載時期によって情報が変わる可能性があるため、どの話数までの情報なのかを確認することが大切です。
日本はU-17 WORLD CUPで優勝できるのか
そして最大の疑問となるのが、「日本はスペインを倒してU-17 WORLD CUPで優勝できるのか?」という点でしょう。
ここについては、原作で最終決着が描かれるまでは、日本の優勝を確定事項として扱うことはできません。
主人公であるリョーマが日本代表にいるから必ず日本が勝つと考えたくなりますが、『新テニスの王子様』では試合途中に予想を覆す展開も多く、最後まで結果を断定できないところがあります。
そもそも日本代表にとって、U-17 WORLD CUPは世界の強豪へ挑戦する大会として始まりました。
そこから各国との戦いを乗り越え、ついには絶対的な強豪だったドイツを破って決勝へ到達したこと自体が、日本代表の大きな成長を示しています。
その最後に立ちはだかるスペインを倒せるのかという構図は、世界大会編で積み重ねてきた成長の答えを出す戦いともいえるでしょう。
さらに決勝の行方を考えるうえで、越前リョーマと越前リョーガの関係も無視できません。
世界一を決めるというチームの目標と、兄弟の間に存在する個人的な因縁が同じ決勝へ集約されているため、単純に日本が何勝するのかだけでは終わらない物語になっています。
日本代表としての決着と、越前兄弟としての決着がどのように重なっていくのかが、U-17 WORLD CUP終盤で特に注目したいポイントです。
- 原作では日本代表とスペイン代表によるU-17 WORLD CUP決勝が描かれる
- 決勝メンバー決定戦を経て、日本代表の選手たちがスペインへ挑む
- スペインには越前リョーガをはじめとした世界トップクラスの強敵がいる
- 各試合の結果が団体戦全体の勝敗へ直結する
- 原作で確定していない最終結果については予想と事実を区別する必要がある
つまり、アニメ『U-17 WORLD CUP SEMIFINAL』の先には、日本VSスペインという本当の最終決戦が待っています。
ドイツ戦で物語が終わったわけではなく、決勝メンバーを巡る戦いを挟み、世界一と越前兄弟の因縁を懸けたスペイン戦へつながっていくのです。
最後に、ここまで解説してきたSEMIFINAL終了後からU-17 WORLD CUP決勝までの流れを分かりやすくまとめます。
新テニスの王子様 U-17 WORLD CUPのSEMIFINAL後から決勝までのまとめ
『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL』の先では、日本代表の戦いはさらに大きな局面を迎えます。
日本はドイツとの準決勝を突破し、U-17 WORLD CUPの優勝を懸けてスペイン代表と決勝を戦うことになります。
ただし、すぐにスペイン戦へ進むわけではなく、決勝メンバーを巡る日本代表内の戦いが挟まることがSEMIFINAL後の重要なポイントです。
SEMIFINAL後は決勝メンバー決定戦を経てスペイン戦へ
SEMIFINAL後の展開を整理すると、まず日本は絶対的な強豪として立ちはだかったドイツを破り、決勝進出を決めます。
一方、もう一つの準決勝を勝ち上がってくるのがスペイン代表であり、U-17 WORLD CUP決勝のカードは「日本VSスペイン」となります。
ドイツ戦があまりにも壮絶だったため、アニメだけを見るとここが物語のクライマックスにも感じられますが、原作ではその先に世界一を決める戦いが残されています。
そしてスペイン戦の前に注目したいのが、これまで紹介してきた決勝メンバーを決めるための日本代表内での戦いです。
ドイツとの激戦を経験した日本は、選手のコンディションも踏まえながら、誰を世界一を懸けた最後の舞台へ送り出すのかを決めなければなりません。
ここで中学生と高校生が再び競い合うことによって、日本代表内の厳しい競争が最後まで続くことになります。
SEMIFINAL後からの大まかな流れを整理すると、次のようになります。
- 日本代表が準決勝でドイツ代表を破る
- 日本がU-17 WORLD CUP決勝への進出を決める
- スペイン代表がアメリカ代表を破り決勝へ進む
- 日本代表内で決勝出場メンバーを巡る戦いが行われる
- 日本とスペインがU-17 WORLD CUP世界一を懸けて激突する
この流れを把握しておけば、SEMIFINALはU-17 WORLD CUP編の終わりではなく、スペインとの最終決戦へつながる重要な通過点だと分かります。
さらに決勝メンバーを巡る戦いが存在することで、スペイン戦に誰が出場するのかという新たな楽しみも生まれます。
アニメから原作の続きを読む場合も、いきなりスペイン戦だけを追うのではなく、この代表内での競争から読んでいくと各選手が決勝へ懸ける思いを理解しやすいでしょう。
決勝ではリョーマとリョーガを中心とした戦いに注目
スペインとの決勝で最も注目したい人物の一人が、スペイン代表に加わった越前リョーガです。
リョーガは越前リョーマと深い関係を持つだけでなく、相手の能力を「喰う」と表現される特殊なテニスによって、世界大会終盤の物語で大きな存在感を示します。
そのため、リョーマとリョーガを巡る物語がどう決着へ向かうのかは、日本対スペインを見るうえで外せないポイントです。
もちろん決勝は越前兄弟だけの物語ではありません。
日本代表には全国大会までライバルだった中学生たちに加え、平等院鳳凰、鬼十次郎、種ヶ島修二、徳川カズヤら高校生世代も存在し、それぞれが世界大会を通じて日本代表を支えてきました。
中学生と高校生が一つのチームとして積み重ねてきたものが、最後のスペイン戦でどのような形になるのかにも注目です。
また、ドイツを倒したからといって、日本の優勝が自動的に決まるわけではありません。
スペインもアメリカとの準決勝を突破してきた強豪であり、日本は世界一になるためにもう一度大きな壁を越える必要があります。
だからこそ決勝では個々の試合だけでなく、誰が日本代表として最後の勝利をつなぐのかという団体戦全体の流れにも注目したいところです。
『新テニスの王子様』は、青学の全国制覇からU-17合宿、そして世界大会へと舞台を大きく広げてきました。
かつて学校同士で戦っていたライバルたちが日本代表として集まり、世界各国の強豪と戦った末に世界一へ手を伸ばすところまで来たことを考えると、スペイン戦はシリーズの積み重ねを感じられる舞台でもあります。
私は勝敗だけを先に追うよりも、全国大会時代の選手たちが世界を相手にどこまで変わったのかを比較しながら読むと、U-17 WORLD CUP編をより楽しめると感じます。
結論として、『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL』の続きでは、決勝メンバーを巡る戦いを経て、日本代表がスペイン代表との決勝へ挑みます。
そして、その中心的な注目ポイントとなるのが越前リョーマと越前リョーガを巡る物語であり、リョーガの特殊なテニスにどう向き合うのかも見逃せません。
日本はU-17 WORLD CUP世界一へ到達できるのか、そして越前兄弟の戦いはどんな結末へ向かうのか。SEMIFINALを見終えた方にとって、その先の原作で描かれる決勝は注目の展開といえるでしょう。
この記事のまとめ
- 日本はドイツとの激闘を制し、U-17 WORLD CUP決勝へ進出!
- 決勝の相手は越前リョーガが所属する強豪スペイン代表
- スペイン戦の前には、日本代表内で決勝メンバーを巡る戦いも!
- 決勝最大の注目は、リョーマとリョーガを巡る兄弟の物語
- リョーガの「能力を喰う」テニスをどう攻略するのかも見どころ!
- 中学生と高校生が世界大会で見せた成長にも注目
- 日本が世界一に届くのか、原作のスペイン戦から目が離せない!



コメント