「薬屋のひとりごと」の漫画は全巻何巻まで発売されているのか、これから読み始めるなら気になりますよね。
実は「薬屋のひとりごと」には2種類のコミカライズがあり、2026年9月時点ではビッグガンガン版が17巻まで、サンデーGX版が22巻まで発売されています。
同じ原作を漫画化した作品なので2種類を交互に読む必要はなく、それぞれ1巻から順番に読めば問題ありません。
この記事では「薬屋のひとりごと」の漫画は全巻何巻まであるのか、2種類のコミカライズの違いやおすすめの読む順番までわかりやすく解説します。
この記事を読むとわかること
- 薬屋のひとりごとの漫画は全巻何巻まで発売されているのか
- 2種類のコミカライズの違いと正しい読む順番!
- ビッグガンガン版とサンデーGX版はどっちがおすすめか
薬屋のひとりごとの漫画は全巻何巻まで?2種類とも連載中
「薬屋のひとりごと」の漫画を全巻そろえようとすると、まず迷いやすいのが「結局、何巻まで買えばいいの?」という点です。
「薬屋のひとりごと」には出版社や作画担当が異なる2種類のコミカライズがあるため、検索するサイトによって表示される巻数が違うことがあります。
2026年9月時点では、ビッグガンガン版が17巻まで、サンデーGX版が22巻まで発売されており、どちらも連載中です。
ビッグガンガン版の薬屋のひとりごとは17巻まで発売
スクウェア・エニックスの「月刊ビッグガンガン」で連載されているコミカライズは、一般的に「ビッグガンガン版」や「ねこクラゲ版」と呼ばれている作品です。
正式なタイトルは原作と同じ「薬屋のひとりごと」で、原作を日向夏さん、作画をねこクラゲさん、構成を七緒一綺さん、キャラクター原案をしのとうこさんが担当しています。
ビッグガンガン版の単行本は2026年9月時点で第17巻まで発売されています。
最新の第17巻は2026年7月24日に発売されており、スクウェア・エニックスの公式情報でも刊行を確認できます。
第17巻では「砦編」が完結し、原作小説第4巻のクライマックスにあたる内容が収録されています。
そのため、アニメなどをきっかけに漫画を読み始め、現在発売されているところまで一気に追いつきたい場合は、ビッグガンガン版なら1巻から17巻までをそろえることになります。
私が巻数を確認するときに注意したいと感じるのは、電子書籍サイトでは関連作品や特装版などが一緒に表示され、実際の巻数が少しわかりにくくなる場合があることです。
たとえばビッグガンガン版には通常版のほか、一部の巻に特装版が用意されていますが、特装版を別の巻として数えるわけではありません。
「全巻で何冊?」と考える場合は、基本的に通常のナンバリングである1巻〜17巻を基準にするとわかりやすいでしょう。
サンデーGX版の猫猫の後宮謎解き手帳は22巻まで発売
もう1種類が、小学館の「月刊サンデーGX」で連載されている「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」です。
こちらも日向夏さんの「薬屋のひとりごと」を原作としたコミカライズですが、作画は倉田三ノ路さんが担当しており、ビッグガンガン版とは別の漫画作品として刊行されています。
サンデーGX版は2026年9月時点で第22巻まで発売されています。
ここで特に知っておきたいのは、17巻の続きがサンデーGX版18巻になるわけではないということです。
「ビッグガンガン版17巻まで読んだから、次は猫猫の後宮謎解き手帳18巻を買えばいい」と考えてしまうと、ストーリーがうまくつながりません。
出版社・作画・構成などが異なる独立したコミカライズなので、サンデーGX版を読みたい場合には「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」の第1巻から読むのが基本です。
つまり、現在発売されている漫画を整理すると、次のようになります。
| コミカライズ | 2026年9月時点の巻数 | 作画 | 出版社 |
| 薬屋のひとりごと | 1巻~17巻 | ねこクラゲ | スクウェア・エニックス |
| 薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~ | 1巻~22巻 | 倉田三ノ路 | 小学館 |
タイトルだけで探すと2作品が検索結果に並ぶことがあるため、購入時には巻数だけではなく、表紙・作画担当・出版社を確認すると間違えにくくなります。
特に電子書籍でまとめ買いするときは、途中から別バージョンを購入してしまわないように確認しておくのがおすすめです。
2種類とも猫猫や壬氏を中心とした同じ原作を漫画化していますが、それぞれの表現や構成には違いがあるので、「巻数が多い方が完全版」という意味でもありません。
薬屋のひとりごとの漫画はどちらも完結していない
「全巻何巻まで?」という言葉から、17巻または22巻で物語が完結していると思う方もいるかもしれません。
しかし、2026年9月時点で2種類のコミカライズはどちらも完結しておらず、17巻と22巻はそれぞれの現時点での最新刊です。
そのため、現在発売されている漫画を全巻購入しても、「薬屋のひとりごと」の物語そのものを最後まで読めるという意味ではありません。
また、2作品には刊行済みの巻数に差がありますが、これは同じ内容をまったく同じペースで1冊ずつ漫画化しているわけではないためです。
コミカライズごとにエピソードの描き方や構成、1冊に収録される範囲などが異なるので、単純に「22巻まであるサンデーGX版の方が5巻分多い」と比較することはできません。
どちらを購入するか決めるときは、巻数だけで判断するよりも、絵柄や謎解きの描写、ストーリーの見せ方など自分が重視するポイントで選ぶ方が満足しやすいでしょう。
結論として、2026年9月時点で「薬屋のひとりごとの漫画は全巻何巻まで?」という疑問への答えは、ビッグガンガン版は17巻まで、サンデーGX版は22巻までです。
そして大切なのは、2種類を合わせて39巻の一続きの作品として読むのではなく、それぞれ独立したコミカライズとして1巻から読むことです。
次では、初めて「薬屋のひとりごと」の漫画を読む人が特に迷いやすい、2種類のコミカライズを読む順番について詳しく解説します。
薬屋のひとりごと2種類のコミカライズを読む順番
「薬屋のひとりごと」には2種類のコミカライズがあるため、「どっちから先に読めばいい?」「2作品を順番に読まないと話がつながらない?」と迷う人もいるでしょう。
しかし、2種類の漫画は前編・後編の関係ではなく、どちらも日向夏さんの小説「薬屋のひとりごと」を原作として、それぞれ別に漫画化した作品です。
そのため決められた読む順番はなく、気に入ったコミカライズを選んで第1巻から順番に読めばOKです。
2種類を交互に読む必要はなく好きな方を1巻から読めばOK
「薬屋のひとりごと」の漫画を初めて読む場合、まず覚えておきたいのは、2種類のコミカライズを交互に読む必要がないということです。
ビッグガンガン版「薬屋のひとりごと」とサンデーGX版「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」は、それぞれ第1巻から猫猫の物語を楽しめるように作られています。
「ビッグガンガン版1巻→サンデーGX版1巻→ビッグガンガン版2巻」のように交互に読む必要はありません。
たとえば、ねこクラゲさんが作画を担当するビッグガンガン版を選んだ場合は、そのまま1巻、2巻、3巻と刊行順に読み進めていけばストーリーを楽しめます。
倉田三ノ路さんが作画を担当するサンデーGX版を選んだ場合も同様に、「猫猫の後宮謎解き手帳」の1巻から順番に読めば問題ありません。
初めて読む人は「2種類をそろえなければ物語を理解できない」と考えなくても大丈夫です。
2種類あることを知らずに書店や電子書籍サイトを見ると、表紙の違う「薬屋のひとりごと」が表示されて戸惑うかもしれません。
しかし実際には、同じ原作を異なる漫画家や出版社がコミカライズしているため、自分が読みたい方を1シリーズ選べば物語を追うことができます。
私は、最初から2種類をまとめ買いするよりも、まずそれぞれの試し読みで絵柄やテンポを確認してから、好みに合う方を1巻から読み始める方法が選びやすいと感じます。
ビッグガンガン版とサンデーGX版に読む順番はない
ビッグガンガン版とサンデーGX版の間にも、「こちらを先に読まなければならない」という公式な読む順番はありません。
スクウェア・エニックスのビッグガンガン版は、日向夏さん原作、ねこクラゲさん作画、七緒一綺さん構成、しのとうこさんキャラクター原案によるコミカライズとして連載されています。
一方のサンデーGX版も同じ原作をもとにした別のコミカライズなので、「ビッグガンガン版を読み終えてからサンデーGX版へ進む」という順番が決められているわけではありません。
ここは「薬屋のひとりごと」の漫画について検索している人が、特に混乱しやすいポイントだと思います。
ビッグガンガン版が2026年9月時点で17巻、サンデーGX版が22巻まで刊行されているため、「17巻を読んだ後にもう一方の18巻へ進むのでは?」と考えてしまうかもしれません。
しかし、2種類の巻数を連続させて読むのは間違いなので注意しましょう。
- ビッグガンガン版を読む場合:1巻→2巻→3巻→……→17巻
- サンデーGX版を読む場合:1巻→2巻→3巻→……→22巻
このように、それぞれを独立したシリーズとして考えると読む順番はとてもシンプルです。
また、同じ原作をもとにしていても漫画としての構成や演出には違いがあるため、巻数だけを基準にして2作品の進行状況を比較することもおすすめできません。
まずは「どちらの漫画を読みたいか」を決め、そのシリーズ内で1巻から最新刊まで順番に読むと覚えておけば迷いにくいでしょう。
両方読みたい場合もそれぞれ1巻から読むのがおすすめ
「せっかくなら2種類とも読みたい」という人は、もちろん両方のコミカライズを楽しむことができます。
その場合も途中の巻から別バージョンへ移るのではなく、ビッグガンガン版はビッグガンガン版の1巻から、サンデーGX版はサンデーGX版の1巻から読むのがおすすめです。
序盤から読み比べることで、同じ登場人物や出来事がそれぞれの漫画でどのように表現されているのかも楽しめます。
たとえば、先にビッグガンガン版を最新刊まで読んだ後、「猫猫の後宮謎解き手帳」の1巻へ戻ってサンデーGX版を読み始めても問題ありません。
逆にサンデーGX版を先に読み、その後ビッグガンガン版を1巻から読む方法でも大丈夫です。
どちらを先にしても大筋の理解に支障はなく、2種類を読む場合には「同じ物語を別の漫画表現でもう一度楽しむ」という感覚が近いでしょう。
すでに片方を読んでいる人にとっても、もう片方を第1巻から読むと、ストーリーを知っているからこそ漫画ごとの演出や描写の違いに気づきやすくなります。
一方で「同じ原作のストーリーを2回読むより、できるだけ先の展開へ進みたい」という人なら、無理に両方を購入する必要はありません。
まずは好みに合う方を選び、刊行されている最新巻まで読み進める方法で十分楽しめます。
つまり読む順番をまとめると、2種類のどちらを先に読んでもよく、選んだシリーズを第1巻から刊行順に読むのが基本です。
では、どちらを選べば自分に合っているのでしょうか。
次では、ビッグガンガン版とサンデーGX版について、出版社や作画担当だけでなく、絵柄やストーリーの見せ方など2種類の違いを比較していきます。
薬屋のひとりごと漫画2種類の違いを比較
「薬屋のひとりごと」の2種類の漫画は同じ原作をコミカライズしていますが、出版社や作画担当だけでなく、絵柄や物語の見せ方にも違いがあります。
そのため「どちらが正しい漫画なの?」と考えるのではなく、それぞれ異なる魅力を持ったコミカライズとして比較するのがおすすめです。
大きな違いは、ビッグガンガン版がねこクラゲさん作画、サンデーGX版が倉田三ノ路さん作画で、同じ原作でも漫画としての表現や印象が異なることです。
ビッグガンガン版はねこクラゲ作画でスクウェア・エニックス刊
ビッグガンガン版「薬屋のひとりごと」は、スクウェア・エニックスから刊行されているコミカライズです。
原作は日向夏さん、作画はねこクラゲさん、構成は七緒一綺さん、キャラクター原案はしのとうこさんが担当しており、「月刊ビッグガンガン」で連載されています。
書店などでタイトルがシンプルに「薬屋のひとりごと」と表記されている漫画が、こちらのビッグガンガン版です。
ビッグガンガン版の特徴として挙げられるのが、キャラクターの感情が伝わってきやすい表情や、後宮の世界を華やかに感じさせるビジュアルです。
猫猫の普段の淡々とした表情から、薬や毒を前にしたときの反応まで漫画ならではの表現で描かれており、登場人物のやり取りを視覚的に楽しみやすくなっています。
キャラクターのかわいさや美しさ、表情の変化を重視して漫画を読みたい人にとって、選択肢にしやすいコミカライズといえるでしょう。
また、ビッグガンガン版は2026年7月24日に最新17巻が発売されており、第17巻で原作小説第4巻のクライマックスにあたる「砦編」が完結しています。
原作のエピソードを漫画ならではの演出でじっくり楽しみたい人にも向いており、アニメから「薬屋のひとりごと」に興味を持った人でも入り込みやすい作品です。
ただし、もう一方のサンデーGX版とは単行本の収録範囲や構成が同じではないので、「ビッグガンガン版の○巻=サンデーGX版の○巻」と対応させて考えないようにしましょう。
サンデーGX版は倉田三ノ路作画で小学館刊
もう一方は、小学館から刊行されている「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」です。
こちらも日向夏さんの小説を原作としていますが、作画は倉田三ノ路さんが担当しており、「月刊サンデーGX」で連載されている別のコミカライズです。
タイトルに「猫猫の後宮謎解き手帳」と付いていることが、ビッグガンガン版と見分ける際のわかりやすいポイントです。
サンデーGX版は、猫猫が薬学などの知識を生かして後宮で起こる出来事に向き合っていくストーリーを、倉田三ノ路さんの漫画表現で楽しめます。
タイトルにも「後宮謎解き手帳」とあるように、事件や謎を追っていく猫猫の活躍に注目して読みたい人とも相性がよい作品です。
「薬屋のひとりごと」のミステリー的な要素や、出来事がどのようにつながっていくのかを楽しみたい人は、こちらもチェックしておきたいでしょう。
そして2026年9月時点では、サンデーGX版の方が単行本の巻数自体は多く、22巻まで発売されています。
ただし、巻数が多いことだけを理由に「ビッグガンガン版より内容が充実している」「上位版である」と判断することはできません。
漫画ごとにページ構成やエピソードの描き方が違うため、巻数の差は作品の優劣を表すものではないと考えておくとよいでしょう。
| 比較項目 | ビッグガンガン版 | サンデーGX版 |
| タイトル | 薬屋のひとりごと | 薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~ |
| 作画 | ねこクラゲ | 倉田三ノ路 |
| 出版社 | スクウェア・エニックス | 小学館 |
| 掲載誌 | 月刊ビッグガンガン | 月刊サンデーGX |
| 2026年9月時点 | 17巻まで | 22巻まで |
| 注目したい魅力 | キャラクターの表情や華やかなビジュアル | 謎解きや物語の展開 |
2種類は同じ原作でも絵柄やストーリーの見せ方が異なる
2種類の「薬屋のひとりごと」で最も面白い違いは、同じ原作や登場人物を扱っていても、漫画として読んだときの印象が同一ではない点です。
猫猫や壬氏など基本となる登場人物や物語は共通していますが、漫画家が異なればキャラクターの表情、コマ割り、場面の強調の仕方なども変わります。
つまり「ストーリーが違う2作品」というより、「同じ原作の魅力をそれぞれ異なる漫画表現で味わえる2作品」と考えるとわかりやすいです。
たとえばキャラクター同士のやり取りでは、表情を大きく見せるのか、周囲の状況を含めて描写するのかによって、読者が受ける印象も変化します。
謎解きの場面でも、情報を提示する順番や説明の見せ方によって「キャラクターの反応を楽しむ」「推理の過程に注目する」といった読み味の違いが生まれます。
原作で同じエピソードを知っている人ほど、「この場面をこちらではこう描くのか」と比較できること自体が、2種類を読む楽しみになるでしょう。
一方で、初めて読む人が「違いを理解するために両方買わなければ」と考える必要はありません。
ストーリーを追いたいだけなら、好みに合った方を選んで1巻から読み進めれば十分に「薬屋のひとりごと」の世界を楽しめます。
どちらか一方を選ぶなら、表紙や試し読みで実際の絵柄と漫画のテンポを確認するのが最もわかりやすい選び方です。
私なら、単純に「どちらが人気か」だけで決めるより、自分が漫画に何を求めているかで選びます。
キャラクターの表情や華やかな絵を楽しみたいのか、それとも謎解きや物語の進行を重視したいのかによって、おすすめしやすいコミカライズは変わります。
次では、この違いを踏まえて「薬屋のひとりごとの漫画は2種類のうち結局どっちがおすすめ?」という疑問に、タイプ別に答えていきます。
薬屋のひとりごとの漫画は2種類のうちどっちがおすすめ?
2種類あることがわかっても、「結局、薬屋のひとりごとの漫画はどっちを買えばいいの?」と迷ってしまう人は多いでしょう。
どちらも日向夏さんの小説を原作とするコミカライズなので、単純に一方が正解でもう一方が間違いということではなく、重視したいポイントによっておすすめが変わります。
キャラクターの表情や華やかな絵を楽しみたいならビッグガンガン版、謎解きやストーリーをテンポよく楽しみたいならサンデーGX版を選ぶのがおすすめです。
キャラクターの表情や華やかな絵を楽しみたいならビッグガンガン版
猫猫や壬氏をはじめとしたキャラクターの表情や、後宮を舞台とする華やかなビジュアルを楽しみたい人には、ねこクラゲさん作画のビッグガンガン版が候補になります。
ビッグガンガン版では、普段は冷静な猫猫が毒や薬に興味を示したときの表情など、キャラクターの個性を視覚的に楽しめる場面が印象に残りやすくなっています。
「薬屋のひとりごと」のキャラクターそのものが好きで、表情や衣装を含めて漫画の絵をじっくり楽しみたい人とは特に相性がよいでしょう。
また、後宮という舞台では妃たちの衣装や髪型、装飾品なども作品世界を作る重要な要素になります。
そうした華やかな世界観とキャラクター同士のコミカルなやり取りを漫画として楽しみたい場合、ビッグガンガン版は魅力を感じやすい選択肢です。
アニメを見て猫猫や壬氏が好きになり、「まずは漫画でもキャラクターの魅力を楽しみたい」という人にもおすすめしやすいと私は感じます。
もちろん、ビッグガンガン版でも謎解きは物語の重要な要素であり、単に絵だけを楽しむ漫画という意味ではありません。
スクウェア・エニックス公式でも、薬師だった猫猫が持ち前の好奇心と知識を生かし、後宮で起こる問題の原因を調べていく物語として紹介されています。
謎解きの面白さと同時に、登場人物の感情やキャラクター同士の関係性も漫画として味わいたい人は、まずビッグガンガン版を試してみるとよいでしょう。
謎解きやストーリーをテンポよく楽しみたいならサンデーGX版
一方、薬や毒の知識を持つ猫猫が事件の原因を探っていく過程や、後宮に散りばめられた謎を追う面白さを重視するなら、倉田三ノ路さん作画のサンデーGX版が候補になります。
作品タイトル自体が「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」となっており、猫猫がさまざまな出来事の裏側を解き明かしていく物語を楽しめます。
「薬屋のひとりごと」を後宮ミステリーとして楽しみたい人や、物語をテンポよく先へ読み進めたい人にはサンデーGX版がおすすめです。
「薬屋のひとりごと」は一つひとつの事件が完全に独立しているだけではなく、何気なく登場した情報や人物が後の展開と関係してくることがあります。
そのため、猫猫が何に気づき、どのような情報から答えへたどり着くのかを考えながら読むことも、この作品ならではの楽しみ方です。
キャラクターの恋愛模様やビジュアルだけでなく、伏線や事件のつながりを追うことに面白さを感じる人なら、サンデーGX版をチェックする価値があります。
また、2026年9月時点ではサンデーGX版は22巻まで刊行されているため、「単行本をまとめて購入してボリュームたっぷり読みたい」という人にとっても選択肢になります。
ただし、ビッグガンガン版が17巻、サンデーGX版が22巻だからといって、巻数だけでストーリーの進み具合を単純比較することはできません。
コミカライズごとに構成や1冊に収録される内容が異なるため、「巻数が多い方を選べば必ず物語を大幅に先まで読める」と考えず、作品自体の読み味で選ぶことをおすすめします。
迷ったら試し読みして好みのコミカライズを選ぶ
ここまで違いを確認しても「自分にはどっちが合うかわからない」という場合は、両方の第1巻を試し読みして比較する方法が最もわかりやすいです。
漫画はストーリーだけでなく、絵柄、コマ割り、セリフのテンポ、キャラクターの表情などによって読みやすさの感じ方が大きく変わります。
どちらを買うか迷ったら、最初から全巻を購入するのではなく、試し読みで「続きを読みたい」と感じた方を選ぶのがおすすめです。
特に2種類は同じ原作を漫画化しているため、同じ登場人物や物語でも実際にページを開いたときの印象には違いがあります。
ネット上の「こっちの方がおすすめ」という評価だけで選ぶより、自分自身が猫猫や壬氏の描かれ方をどう感じるかを確かめる方が失敗しにくいでしょう。
私なら数話程度ずつ読み比べて、絵を眺めているだけでも楽しいか、説明が頭に入りやすいか、次のページを自然に読みたくなるかという3点で判断します。
| こんな人におすすめ | 選びたい漫画 |
| キャラクターの表情を楽しみたい | ビッグガンガン版 |
| 華やかなビジュアルを重視したい | ビッグガンガン版 |
| 謎解きを中心に楽しみたい | サンデーGX版 |
| ストーリーをテンポよく追いたい | サンデーGX版 |
| どちらか決められない | 両方を試し読みして比較 |
なお、どちらか一方を選んだからといって、もう一方を後から読めなくなるわけではありません。
まず好みに合う方を最新刊まで読み、その後「同じエピソードが別の漫画ではどう描かれているのだろう」と興味が湧いたら、もう一方を第1巻から読み始める楽しみ方もできます。
最終的には「どっちが上か」ではなく、自分が漫画に求める魅力に合っている方を選ぶことが一番です。
そして「薬屋のひとりごと」には、2種類の漫画だけでなく、物語の大元となっている原作小説もあります。
漫画を最新巻まで読んだ人の中には、「続きは原作小説の何巻から読めばいい?」「漫画と小説の巻数は同じ?」と気になる人もいるでしょう。
次では、全巻購入する前に知っておきたい漫画と原作小説の違いや、漫画の続きを原作で読む場合の考え方について解説します。
薬屋のひとりごと漫画を全巻読む前に知りたい原作小説との違い
「薬屋のひとりごと」の漫画を最新巻まで読むと、「この先のストーリーをすぐ読みたい」と感じる人もいるでしょう。
そこで知っておきたいのが、2種類の漫画はいずれもオリジナル作品ではなく、日向夏さんによる小説「薬屋のひとりごと」を原作としてコミカライズされていることです。
漫画の最新刊より先の物語を知りたい場合は原作小説へ進めますが、漫画と小説では巻数が1対1で対応していない点に注意しましょう。
2種類の漫画はどちらも日向夏の小説が原作
ビッグガンガン版とサンデーGX版は出版社や漫画家が異なりますが、どちらも物語の大元となっているのは日向夏さんの小説「薬屋のひとりごと」です。
ビッグガンガン版はスクウェア・エニックスの公式情報でも、日向夏さん原作、ねこクラゲさん作画、七緒一綺さん構成、しのとうこさんキャラクター原案のコミカライズとして紹介されています。
つまり2種類の漫画が存在するからといって、それぞれに別々の原作小説があるわけではありません。
原作小説でも主人公は薬師としての知識を持つ猫猫であり、後宮で起こるさまざまな出来事に関わっていく物語が描かれます。
漫画では小説の文章で描かれていた世界が絵として表現されるため、登場人物の表情や衣装、後宮の雰囲気などを視覚的に理解しやすいのが魅力です。
一方、小説では文章だからこそ描き込める説明や心理なども楽しめるので、漫画を読んでから原作を読むと、すでに知っている場面でも新しい発見が出てくることがあります。
特に「薬屋のひとりごと」は薬や毒に関する知識だけでなく、登場人物の立場や思惑、人間関係なども物語に深く関わります。
そのため、漫画で物語の流れやキャラクターを把握してから、小説でより細かな部分を楽しむという読み方もできます。
漫画と小説のどちらか一方だけが正解というものではなく、視覚的に楽しみたいなら漫画、文章による描写まで味わいたいなら原作小説というように、自分に合った読み方を選ぶとよいでしょう。
漫画の巻数と原作小説の巻数は対応していない
漫画から原作小説へ移る際に特に間違えやすいのが、単行本の巻数です。
たとえば漫画を17巻まで読んだからといって、原作小説の18巻から続きを読めばよいわけではありません。
漫画の「第○巻」と原作小説の「第○巻」はまったく別に付けられた巻数なので、数字をそのまま対応させることはできません。
実際に、スクウェア・エニックスから2026年7月24日に発売されたビッグガンガン版の漫画第17巻には、「砦編」の完結と原作小説第4巻のクライマックスが収録されています。
つまり、漫画17巻に対して原作小説では4巻付近というように、コミカライズには原作の内容を複数の漫画単行本に分けて描いているケースがあります。
この例からも、漫画と小説の巻数を数字だけで比較できないことがわかります。
| 種類 | 巻数の考え方 |
| ビッグガンガン版 | 漫画独自の単行本巻数 |
| サンデーGX版 | 漫画独自の単行本巻数 |
| 原作小説 | 小説として独立した巻数 |
また、ビッグガンガン版とサンデーGX版同士についても、同じ第10巻だから同じ原作範囲が収録されているとは限りません。
それぞれのコミカライズでエピソードの構成や1冊に収録される範囲が異なるため、漫画同士でも巻数をそのまま対応させないことが大切です。
漫画から漫画、あるいは漫画から小説へ移る場合は、巻数だけではなく「どのエピソードまで読んだか」を基準にすると続きの位置を探しやすくなります。
漫画の続きが待てない場合は原作小説で先を読める
漫画を最新巻まで読んで「続きが気になる」という場合は、コミックスの次巻発売を待つだけでなく、原作小説を読むという選択肢があります。
コミカライズは原作の物語を漫画として構成し直しながら連載しているため、漫画より先の展開が原作小説ですでに描かれている場合があります。
できるだけ早く物語の続きを知りたい人にとって、漫画から原作小説へ移るのはおすすめの読み方です。
ただし、漫画の最新話の直後に当たる文章を探して途中から小説を読むと、漫画では省略・整理されていた説明などを読み飛ばしてしまう可能性があります。
特に登場人物の心理や背景までじっくり理解したい人なら、すでに漫画で読んだ内容と重複しても、原作小説の該当巻の最初から読む方が内容をつかみやすいでしょう。
さらに作品を深く楽しみたいのであれば、原作小説そのものを第1巻から読み直す方法もおすすめです。
たとえばビッグガンガン版第17巻については、公式に原作小説第4巻のクライマックスを収録していることが案内されています。
そのためビッグガンガン版17巻まで読んだ人が先の展開へ進む場合、原作第4巻までの内容とのつながりを意識して小説を選ぶことができます。
ただ、漫画版ならではの構成との違いもあるため、「続きだけを最短で読むか」「該当する原作巻から読み直すか」は、自分がどの程度細かい描写まで楽しみたいかで決めるとよいでしょう。
漫画には漫画ならではの絵や演出があり、小説には文章だからこそ描ける情報量や心理描写があります。
そのため、漫画を全巻読んだ後に原作へ進んでも「まったく同じものをもう一度読む」という感覚にはなりにくく、それぞれの表現の違いを楽しめます。
まず漫画で気軽に作品世界へ入り、続きが待てなくなったら原作小説へ進むという読み方も「薬屋のひとりごと」を長く楽しむ方法のひとつです。
薬屋のひとりごと漫画は全巻何巻まで?2種類の読む順番まとめ
「薬屋のひとりごと」の漫画は2種類あるため、初めて購入する人にとっては全巻の巻数や読む順番が少しわかりにくく感じられます。
しかし、2種類は前編と後編のようにつながった漫画ではなく、どちらも日向夏さんの小説を原作として、それぞれ独立して制作されているコミカライズです。
2026年9月時点ではビッグガンガン版が17巻、サンデーGX版が22巻まで発売されており、好きな方を第1巻から順番に読めば問題ありません。
ビッグガンガン版は17巻・サンデーGX版は22巻まで発売中
ねこクラゲさんが作画を担当するスクウェア・エニックスのビッグガンガン版「薬屋のひとりごと」は、2026年9月時点で第17巻まで発売されています。
最新の第17巻は2026年7月24日に発売されており、スクウェア・エニックス公式でも最新第17巻として案内されています。
これからビッグガンガン版を現在発売されている最新巻までそろえる場合は、第1巻から第17巻までが対象です。
一方、倉田三ノ路さんが作画を担当する小学館のサンデーGX版「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」は、2026年9月時点で第22巻まで発売されています。
こちらをまとめて読みたい場合は、第1巻から第22巻までを順番に読み進めることになります。
2種類とも同じ「薬屋のひとりごと」を原作としていますが、別々のコミカライズなので、全巻の数もそれぞれ分けて考えましょう。
| 漫画 | 最新巻 | 作画 | 出版社 |
| 薬屋のひとりごと | 17巻 | ねこクラゲ | スクウェア・エニックス |
| 薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~ | 22巻 | 倉田三ノ路 | 小学館 |
また、17巻と22巻はいずれも「完結巻」という意味ではありません。
2026年9月時点ではコミカライズの物語は続いているため、「全巻セット」という表記があっても、それは現時点で発売されている巻をまとめたセットという意味で使われている場合があります。
購入時には「完結済みの全巻セット」なのか「最新刊までをまとめた既刊セット」なのかを確認しておくと、思っていたものと違ったという失敗を防ぎやすいでしょう。
2種類に決まった読む順番はなく好きな方を1巻から読めばOK
「薬屋のひとりごと」の漫画について最も覚えておきたいのは、ビッグガンガン版とサンデーGX版のどちらを先に読まなければならないという決まりはないことです。
2作品は同じ原作をそれぞれ漫画化したものなので、一方を読んでからもう一方へ進む続編形式にはなっていません。
読む順番は「好きなコミカライズを選ぶ→その作品の第1巻から刊行順に読む」と考えればOKです。
- 華やかな絵やキャラクターの表情を楽しみたい人は、ビッグガンガン版を1巻から読む
- 謎解きやストーリーをテンポよく楽しみたい人は、サンデーGX版を1巻から読む
- 両方読みたい人は、それぞれを独立した作品として1巻から読む
特に注意したいのが、ビッグガンガン版を17巻まで読んだ後、サンデーGX版の18巻から続きを読むという読み方です。
2種類は単行本の巻数や収録範囲が連動していないため、この方法ではストーリーを正しくつなげることができません。
途中でもう一方のコミカライズに興味を持った場合も、その作品については第1巻から読み始めるのがおすすめです。
また、「漫画は2種類とも読まないと内容を理解できないの?」という心配も必要ありません。
どちらか一方を選び、そのシリーズを順番に読んでいくだけでも、猫猫が薬や毒の知識を生かして後宮のさまざまな出来事に関わっていく物語を楽しめます。
両方読むのは必須ではなく、同じ原作が異なる漫画家によってどう表現されているのか比較したくなった人が、2種類目を楽しむという読み方でも十分です。
結論として、「薬屋のひとりごとの漫画は全巻何巻まで?」という疑問には、2026年9月時点でビッグガンガン版は17巻まで、サンデーGX版は22巻までと覚えておけばよいでしょう。
どちらにするか迷ったときは巻数の多さだけで決めず、試し読みを利用して絵柄やストーリーの見せ方を比較すると、自分に合った方を選びやすくなります。
そして気に入ったコミカライズを第1巻から順番に読み、漫画の最新刊よりさらに先の物語が気になったら原作小説へ進むと、「薬屋のひとりごと」の世界をより長く楽しめるでしょう。
この記事のまとめ
- 薬屋のひとりごとの漫画は2種類あり、どちらも連載中!
- ビッグガンガン版は2026年9月時点で17巻まで発売
- サンデーGX版は2026年9月時点で22巻まで発売
- 2種類に決まった読む順番はなく、好きな方を1巻から読めばOK!
- 華やかな絵や表情を楽しむならビッグガンガン版がおすすめ
- 謎解きや物語の展開を楽しむならサンデーGX版がおすすめ
- 両方読む場合も、それぞれのコミカライズを1巻から読む
- 漫画と原作小説の巻数は対応していないので注意!



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